バトルマナー

アートバトルは新しい文化です。
歴史が浅く、正解はなく、改良を重ねていく余地があると感じています。

とりわけバトルの内容については、他のジャンル、例えばダンスやラップバトルにあるようなバトルに対する共通認識が存在せず、毎回イベントが終わると大小問わずいろんな声がSNS上で上がり、議論の対象となっています。

制作を縛る時間や順番などのルールは最低限存在しますが、あとはマナーの範疇と考えます。

ダンスバトルにおける接触禁止(相手に触れない)のような、言わずもがなのマナーや精神のようなものがもっと浸透すれば、イベントはより深く、より楽しい方向へ進化できるのではと感じています。以下は、アートバトルとは一体何なのかを筆ロックとしてもう一度考えてみたもので、法律のように構えたものではなく、どんどん変化や進化を繰りかえしていくものです。

参加するにあたり、目を通していただけると幸いです。

❶FIGHTING with ART・・・アートで、戦う

アートで白黒つけます。その他の要素で競ったり、ズルをするのはやめてください。

❷RESPECT・・・全ての人にリスペクトをもって接する

老若男女あらゆる人が集まります。全ての人が心地よい時間をすごせるように。

❸NO DISTURB・・・・相手の邪魔をしない

相手の制作の邪魔となる行為はNGです。同意が得られた場合は除いて。

❹NO SIDE・・・戦いが終わればノーサイド

バトルは大きな意味で「遊び」です。勝っても負けても終わった後の飲み会には持ち込まないように、切り替えたいところです。

❺NO TRASH・・・ゴミを残さない

会場を汚すと次回から使えなくなります。

❻Fail is GOOD・・・失敗するほど良い

バトル自体が無茶振りを楽しむ遊びなので失敗したらどうしようという不安は不要です。